非言語的技能
アスペルガー症候群や高機能自閉症、つまり高機能自閉症スペクトラム障害の子供たちは常識的な知能と大変優れた言語使用(表出言語)能力をもっています。
しかし、アイ・コンタクト、社会的距離、声の調整や社交的表現などの、社交に必要とする言語表現を欠いています。
よって、一方的に、流暢に「小さな博士」のように優れた知識をもって話ができますが、他者との話のやり取りができません。
そこで、このような非言語的行動を学習させることも、全般的な治療法に含まれます。『みんなで学ぶアスペルガー症候群と高機能自閉症』星和書店/2004内では、この様な事項が治療法に入ることを示唆しています。
●交際の技能について
・挨拶をする・集団に加わる・交替する・何か共有する・譲り合いと仲直り・集団の決まりに従う・親友の性格を認める。
●会話の技能について
・会話を始め、つなげ、終了する・交互に話をする・意見する・質問に応じる・相手の関心を表現する・適合する話題を選択する。
●考えや感情の理解について
・共感を表す・他者の物の見方を認める・難しい気持ち対応する。
●社会的問題の解決と衝突への対処について
・拒否されること、冷やかされること、部外者にされることに上手に対応する。
●自覚について
・自閉症スペクトラム障害や個人的な良い部分、独特の苦労、自分を認めることについて学習する。

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